皆さん、こんにちは。講師のにゃん次郎です。前回の講座から半年以上もの月日が流れてしまいましたが、今回からは「利回り10％以上で株を運用するための基本と戦略」をテーマにして学んでいきます。
前回までの講座で株の基礎は終了したのかニャン？
前回まで学んできたのは、口座の開設方法、株の注文方法、板の意味、チャートの種類など、株を始めるにあたっての基礎知識にあたる部分です。そのため、ここからが当講座の本当の意味でのスタートであり、具体的にどのように銘柄を選び、またどう運用していけばいいのかという基本や戦略を学んでいきます。
なるほどニャン。楽しみだニャン！
「利回り10％以上で株を運用するための基本と戦略」の概要
まず、今回の講座は「利回り10％以上で株を運用するための基本と戦略」の概要をさらっと確認し、次回以降、どういった内容を学んでいくのかをみていきます。
そうすると、今回はオリエンテーションみたいなものかニャン？
そうともいえますね。では、さっそくですが、その内容を以下に示します。
利回りを10％以上で株を運用するための基本と戦略
【その1】 時代や相場の流れを意識して柔軟に対応する
【その2】 事実に基づいて考える
【その3】 分からない未来に過信しない
【その4】 自分で考えて運用する（人の動向や話に流されない）
【その5】 分散投資でこつこつと利益を積み重ねる（一攫千金だけを狙わない）
【その6】 株主優待や配当金はあくまでもオマケと考える
【その7】 東証適時を毎日チェックしながら他社や業界の動向を把握する
【その8】 多くの銘柄を監視して常に天秤にかける（一つの銘柄にこだわらない）
【その9】「大は小を兼ねる」という感覚で中長期でみながら短期でも利益を狙う
【その10】 既に大きく上昇している銘柄には手を出さない
【その11】 様々な情報に接しながらテーマを先読みして銘柄を選ぶ
【その12】 時価総額や発行済株式数も考慮して銘柄を選ぶ
【その13】 購入時は常に下値リスクを意識する
【その14】 会社のHPを確認して「あいさつ」や「事業内容」もしっかりと見る
【その15】 PERやPBRよりも人気化しそうな銘柄かを考える
【その16】 チャート・出来高・歩み値にも注視する
【その17】 信用買い残や空売りの状況も把握する
【その18】 相場全体の下落は銘柄を入れ替えるチャンスと考える
【その19】 決算を跨ぐときは必ず分析を行う
【その20】 「含み益は幻、含み損は現実」として捉えて利確や損切りはしっかり行う
【その21】 保有銘柄を個ではなく全体として捉えて売買を行う
うわ～。たくさんあるニャン！
そうですね。全部で21項目あります。この21項目だけみてもある程度内容は想像できるとは思いますが、次回以降、これらを一つ一つを深掘りしながら、順番にその中身を確認していきます。
なお、これらの21項目は年間で運用利回りを10％以上達成したいという方向けであるため、全ての方に当てはまるわけではありませんが、同じように安定して利益を出している方であれば、共感できる部分が多いかと思います。
ちなみに先生はこれらの基本や戦略を軸に2017年：約17.3％、2018年：約10.8％、2019年：約22.0％、2020年：約59.4％（※いずれも税引き後、含み益は含めず）というように、2017年以降、毎年10％以上の利回りで運用しています。
なるほどニャン。ところで21項目のアンダーラインの色分けは何か意味があるのかニャン？
青色のアンダーラインは利回り10％以上で株を運用する上での基本的な考え方、黄色のアンダーラインは銘柄選びの基本と戦略、そして赤色のラインは購入後の運用方法の基本となっています。
分かったニャン！
では、今回の講座はあくまでも概要だけなので短いですが、これで以上となります。スモーク君、何か質問はありませんか。
特にないニャン。
それでは、次回以降、本格的に運用利回り10％以上で株を運用するための基本と戦略を深掘りしながら学んでいきます。本日はお疲れ様でした。
お疲れ様でしたニャン。
