昨日の夜間取引の話ですが、昨日の日中に321円で100株購入していた天昇電気を325円で売却しました。
正直、昨日の日中の天昇電気の終値が316円だったので、325円では売れないかなとも思ったのですが、終わる10分ほど前に誰かが買ってくれました。
つい先日までは350円以上で推移していた銘柄でもあるので、おそらく買ってくれた人は、そのあたりを基準に判断して買ったのかなと勝手に思っていますが、私が売却した理由は北朝鮮問題が再燃しそうな状況にあり、防衛関連銘柄を買う資金作りのためです。
昨日も北朝鮮が核強化を表明するニュースが流れ、本日も「非核化は消えた」というコメントを発表したニュースが流れていますが、6月に入ってから、韓国の脱北者が金委員長を批判するビラを飛ばしたことをうけ、北朝鮮側は南北軍事合意破棄を警告したり、共同連絡事務所を閉鎖することも発表したり、また、文大統領に対しても前任者よりも酷いといったように、かなり交戦的な状況です。
さらに6月25日は朝鮮戦争の開戦からちょうど70年という節目の年でもあり、この状況だと再びミサイル発射ということも十分に考えられます。
アメリカに対しても、11月にアメリカの大統領選挙がありますが、トランプの支持率がかなり低下し、バイデン氏が優勢であると伝える米国のメディアもあり、そこにつけこんで何かを仕掛けてくるということもありえます。
現在はコロナの影響で北朝鮮問題は少し陰に隠れ気味ですが、株式市場では既に金委員長死亡説以降、防衛関連銘柄は動いており、コロナショック前に戻っています。
コロナがなければ、この非核化しないという表明は大きな下げ要因となっているはずであり、それが今後はいつ表面化してもおかしくないと私はみています。
もしかしたら、月曜日から反応してしまう可能性もありますが、とりあえずコーセルとアクモスあたりを損切りになったとしても売却し、防衛とともに農業自動化にも参入している東京計器のほか、防衛関連に強みを持っている理経も200~300株買おうかなと検討しています。
本当は大きく下落している川崎重工なども面白そうかなと思ったのですが、ボーイング関連で今後大きな減収になる可能性があるので、少し入るのには勇気がいるかなという感じです。ただ、まだ時間があるので、もう少し豊田工業などの防衛関連の定番も含めて、他の銘柄の情報もチェックしようと思っています。