おとといの夜のPTSと昨日の本場での話になりますが、以前にも何度か売買していたフォーバル・リアルストレートという銘柄を計200株(買値平均111.05円)購入しました。
フォーバル・リアルストレートの事業内容は、企業のオフィス移転支援がメインで、具体的には不動産仲介、OA通信機器販売、ネットワーク構築のほか、内装工事も行っています。また、ウィズコロナ時代に適したオフィスまるごと抗菌サービスも展開しており、8月に発表のあった第1Qの業績も、コロナ下でも増収増益を果たしています。
ちなみにその決算が出た翌日の株価は、終値こそ123円でしたが、一時期135円まで上昇し、その後も10月初旬までは130円前後で推移していたという状況でした。
10月中旬以降は、大統領選挙前の売りなどもあり、右肩下がりで下落を続けていましたが、ここ数日で少し値を戻し、昨日の終値も112円となっていますが、それでもまだ戻し切れていない状況です。なお、11月11日には中間決算が発表されますが、このままの株価でいくと、前回の決算前よりも低い位置で迎えることになります。
つまり、中間決算でもある程度の数字を残せば、再び第1Qと同じような展開になる可能性もあります。もちろん、中間決算でも同じように数字を残せるかは未知数ではありますが、ウィズコロナ時代のオフィス空間づくりという点でいえば、オフィスデザインを手掛けているマザーズ銘柄のドラフトという会社が、11月5日に空間デザイン力に対するニーズが高まったことに伴い、業績を上方修正しています。
しかもそのIRの中には、リモートワークに伴い、オフィス縮小の動きも一部ではあるものの、ウィズコロナに対応する新しいオフィスデザインの需要も増加し、新しいオフィスの形を求める動きが同社の追い風になっていると記されています。
もちろん、フォーバル・リアルストレートとは事業内容は違いますが、ウィズコロナ時代にあったオフィス空間を提案するという点では共通しています。そう考えると、フォーバル・リアルストレートにも少なからず、追い風になっている可能性があります。また、前回、第1Q以降に計上された特別利益も今回の決算で計上してくるはず。
さらにフォーバル・リアルストレートは、東証一部に上場しているフォーバルの連結子会社であり、フォーバルが61.1%もの株を保有しています。このことからも親子上場解消にも期待ができる銘柄です。
これらを踏まえると、110円前後であれば、時価総額もわずか26.5億円ですし、低リスク高利回り銘柄になる可能性もあることから、買っておいても面白いのではと思い、購入しました。もし、私が思っていた動きにならなかった場合には、損切りすることもあるかもしれませんが、とりあえずは、中間決算に期待をしてみようと思っています。
最後に、前回の日記で保守的に業績予想を出す傾向から、上方修正もありえると書いていたヒューマンホールディングスが、その期待通りに上方修正(中間)を出してきました。夜のPTSではストップ高とはなったものの、通期では据え置きとなっているため、月曜日にどう動くかは分かりません。
ただ、前回の日記でも書いたように4桁ぐらいで推移していても、株式発行済み総数や時価総額を考慮しても、なんら不思議ではないと思っているので、今すぐではなくとも、株価が見直されることに期待をしています。