万物流転(株式日記)「第3通 1対3のトレードでオリックス再購入」

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本日、ブロードメディア200株(売値106円と101円)、宝ホールディングス100株(売値814円)、日本アジアグループ100株(売値242円)を利確し、その代わりに昨年株主優待も頂いたオリックスを100株(買値1248円)再購入しました。

ブロードメディアはもともと3桁になれば一部を売却する予定であったので手放し、日本アジアグループはスマート農業関連として買っていたものの、昨日発表された決算で最終損益が+19億円だったにも関わらず下落したため、上値は重いと判断し利確しました。

宝ホールディングスは私が好きなバイオ関連株であり、まだまだ保有していたい気持ちはあったものの、子会社のタカラバイオが上昇していたにも関わらず反応が薄く、円高の影響を受けやすい会社でもあるので、ここ最近の円高傾向はどうなのかなという気持ちも持っていました。さらに2月末の段階でも800円台後半で推移しており、リバウンドという点でも期待は薄く、直近の2月の決算後も下落していたため、やはりこの点もどうなのかなと思っていました。

一方のオリックスは直近の2月の決算後に1900円を超える中でも上昇する動きをみせていたことから、今回の下げは完全にコロナショックによるものであると判断できますが、3月の頃はリーマンショック時に500円以下にまで大幅に下落していたため、今回もそこまで下げてしまうのではという気持ちもあり、なかなかインできずにいました。

ただ、4月16日のIRにて事業を多角化しており、影響は限定的で、また20年3月期の業績予想も修正しないという発表をしていたことに本日気がつきました。丸紅が先日の決算でアメリカの航空機リースの事業投資で400億円近い減損損失を出していたため、もちろん航空機リースの事業を展開しているオリックスも同じように損失が出てしまうのではという懸念もありますが、航空機リースの利益の貢献度について決算資料をもとにみてみたところ、300億円程度でした。極論として仮にこれがなくなったとしても、影響はざっと10分の1ぐらいかなという感じであり、今の1200円台はそれらの懸念をある程度織り込んでいるとみてもいいのかなと思うようになりました。

細かいチャートの分析は興味がないため、よく分からないというのが正直なところですが、3月初旬の1600円台に大きな窓を開けて下落しているので、とりあえずその1600円台をターゲットに保有しようかなと思っています。

ブロードメディア200株+宝ホールディングス100株+日本アジアグループ100株 VS オリックス100株を比較した時、どちらが先にここから300円以上値上がりしやすいかを考えると、私の感覚ではオリックスに軍配が上がったため、オリックスで少し様子を見ようと思います。

ただ、決算で大幅下落したり、期待通りの値動きにならなければ、今保有しているヤマハ発動機のほか、先日PTS(夜間取引)で早まって損切りしたアルプスアルパインなど、注目している銘柄は多くあるので、オリックスにこだわらずに入れ替えることになるだろうとも思っています。

 

 

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