本日の引け後に2014年から毎年株主総会にも参加しているファーマフーズの第3四半期の決算が発表されました。前年同期比では赤字拡大でしたが、売上高は前年同期比で41.2%増え、さらに第3Q(1月~3月)単独で見た場合の営業利益は13.28億円の黒字でした。これまでのクオータ別での過去最高の営業利益は、2019年の第4Q(4月~6月)に記録した6.96億円であり、それと比較してもいかに今回の第3Qの営業利益が凄い伸びだったのかが分かります。
本当は本日の決算資料のグラフも載せながら解説したいところではあったものの、著作権などの問題もあると思うので、それは控えることにしますが、CMでもお馴染みの「ネルノダ」をはじめとするGABA関連もかなり伸びています。
また、ファーマフーズはこのような業績だけでなく、創薬という材料もあり、仮に今後創薬の進展が見られた場合には、株価がどこまで行くか全く分からないというのが正直なところで、それほど私はポテンシャルがある企業だと思っています。
ただ、今回もそうですが、同じく2014年から毎年株主総会に参加しているアドバンストメディアとこのファーマフーズの二銘柄に関しては、もう完全放置なので、売買をする予定はありません。
ファーマフーズは200株保有しているので100株売却し、その資金を解放させて他の銘柄を売買したほうが、短期的には資産を増やせるのかもしれないとも思っていますが、NISA枠で買っている分でもあるので、将来分割しなければならないくらい大きく育ってくれることのほうに期待をし、もしそうなったときには一部売却してもいいかなという感じで、これまで同様に超長期でみています。
さて、話が変わりますが、本日、半導体関連として買っていた伯東を利確して、その代わりに楽天100株(買値995円)とジェクシード100株(買値128円)を購入しました。伯東を売却した理由は、一応、半導体銘柄としてPALTEKを保有しているということもありますが、伯東は地合いが良い中でもほとんど反応せず、逆に今後地合いが悪くなったときには連れ安する可能性もなきにしもあらずといった雰囲気もあるので、今回は手放すことにしました。
その代わりに買った楽天ですが、先行投資もあり、直近の業績ははっきりいって良くないです。ただ、第4の携帯会社としてスタートを切ったほか、昨日NECと5Gコアネットワーの共同開発で合意するなど、5G関連の材料も豊富です。
本日の終値時点での時価総額では1.4兆円ですが、KDDIが約7.4兆円、NTTドコモが約9.5兆円、ソフトバンク(グループではないほう)が約6.5兆円というように、他の大手通信会社と比較してもまだまだ安いです。
もちろん売上高だけで比較しても3~4倍の開きがあるので、この時価総額の差は当然ではありますが、新しくスタートした楽天モバイルは月額2,980円で、世界でも全ての国ではないものの、SIMカードを入れ替えることなく、2GBのデータ通信が利用できます。国内に関しても、まだ現在は都市部の一部の地域のみに限られていますが、楽天が提供する5Gの基地局ではデータが無制限で使用でき、今は全国で整備も進められています。
全国で整備が終われば無制限で2,980円はどう見ても安いですし、私も今後、コロナが落ち着けば、また海外旅行はするつもりでいるので、利便性も考慮して、楽天モバイルに契約しようかなとも考えています。
私の場合はもともとLINEモバイルを利用しているので、乗り換えるとむしろ料金があがることになりますが、大手通信3社を使用している人からみれば、データ無制限でこの料金は安いですし、この安さから5Gの基地局の整備が終わった後に楽天モバイルに移行してくるということも十分考えられます。また、楽天は携帯事業を国内だけでなく海外ににも展開するという計画もあるので、これらが成功した時には、時価総額が数兆円になっているという可能性は十分にあると思っています。
もちろん、まだまだ先行投資の状況であり、収益化は先の話になるとは思っていますが、その他にも台湾で球団を持つなど、企業展開も面白いです。また、一応、これまでも何度が保有している馴染みの銘柄であり、昨年今年と二年連続で株主優待ももらっているので、再び楽天ホルダーとして期待をしています。
最後にジェクシードに関しては、おまけみたいなものですが、過去にも何度か保有しており、一応IT関連ということもあり、何かのきっかけで上昇する場面も何度も見てきたので、それに期待をして購入しています。もともと株価が安いこともあり、下がってもたかがれているので、気長に急騰を待ちたいと思っています。