にゃん次郎&スモークの少額投資家向け株式運用講座「第2回 株って何?」

にゃん次郎&スモークの少額向け株式運用講座
にゃん次郎先生
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皆さん、こんにちは。講師のにゃん次郎です。それでは本日から本格的に株式運用講座を始めていきます。まず、今回は「そもそも株とは何なのか」「株を取引することによってどんなメリットが得られるのか」など、株の概要について説明していきます。

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

よろしくニャン。

株とは何か?

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

では、まず株とは何かから説明していきますが、スモーク君、もし、これから事業を始めようとした場合に何が必要でしょうか。

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

う~ん、やっぱりお金かニャン?

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

そうですね。やはり元手となる資金が必要になりますね。最初から開業資金がある場合は問題ないですが、資金が不足している場合には「銀行からの融資」あるいは「株式を発行する」といった方法などで資金を調達する必要が出てきます。

株式で資金を調達する方法を選択した場合には、株式を買ってくれる投資家がいわゆる株主となり、その株主に対してはその権利を文書化した株券が発行されます。そして、その株券こそが世間で言われている株と呼ばれるものになります。

ただ、一般の人が自由に売買できるのは、各証券取引所に上場している企業の株のみとなります。ちなみに株券は電子化が進んでいるため、ネットで買う際には記録として残るだけで、株券が自宅に郵送されるようなこともありません。

スモーク君、ここまでは理解できましたか?

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

なんとなくわかったニャン。ただ、「銀行からの融資」と「株式を発行する」時の違いは何なのかよく分からないニャン。

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

いい指摘だね。では、その違いについて簡単に説明しましょう。

「銀行からの融資」と「株式の発行」による資金調達の違い

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

まず、「銀行からの融資」の場合には、いわゆる借金であるため、事業の成功の可否に関わらず、返済の義務が生じます。ちなみに銀行側は融資に伴う利息を見返りとして受け取ります。

一方、「株式の発行」の場合には、事業が成功せず失敗に終わった場合でも返済の義務はありません。ただ、その代わりに事業が成功して利益が出るようになれば「配当金」「株主優待」が期待できるほか、株価が上昇すれば株を売って「売却益」を得ることもできます。

これを図で示すと以下のようになりますね。

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

なるほどニャン。大体、理解できたニャン。

株を購入するメリット

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

次に株を購入するメリットについては、たった今、説明したように「配当金」「株主優待」「売却益」が挙げられますが、その用語について整理すると以下のようになります。


[配当金]
利益の一部を株主に対して分配するお金であり、配当がある場合は「1株あたり15円」などと表示されます。もらえるタイミングは権利付き最終日に保有している必要がありますが、会社の決算期によって権利付き最終日は異なます。配当の回数も1年間に中間配当、期末配当の計2回出すところもあれば、期末配当の1回だけであったり、あるいは四半期ごとに計4回出したりなど、会社の配当方針によって異なります。

例:オリックス(2019年3月期) 年間:1株76円(中間配当30円、期末配当46円)

[株主優待]
会社が定めた基準の株数を保有している株主に対し、物やサービスなどで還元する制度をいい、配当金と同様にもらえるタイミングは権利付き最終日に保有している必要があります。当然ながら、株主優待の内容は会社によって異なります。

例:オリックス(2019年3月期)100株以上で5000円相当のカタログギフト 他

[売却益]
売却益は買値よりも高値で売却した時に得られる利益で、大きく利益を得る可能性を秘めた株の醍醐味の一つともいえます。例えば5月1日に100円であった株を100株を購入すると10,000円となりますが、5月15日に150円になると、その価値は15,000円となります。その時点で売却すればその差額分の5,000円が売却益となります。ただ、NISA口座(非課税)でない場合には、約20%の税金が引かれるため、今回の例では税金分として1,000円が引かれ、手取りは約4,000円となります。

株を購入するデメリット

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

株はメリットばかりではなく、当然デメリットも存在します。株を運用する際には、例え少額であったとしても、そのデメリットをしっかりと認識しておく必要があるので、ここではそのデメリットについてもみていきます。ちなみにスモーク君は、株のデメリットは何だと思いますか?

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

う~ん、借金?

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

やはり株に対しては借金など負のイメージがあるようですね。まず、株の取引には現物取引信用取引があります。当講座では現物取引のみを対象にしていますが、現物取引とは単純に安いときに買って、高いときに売るというスタイルで、仮にその価値がなくなっても、0になるだけでマイナスにはなりません。

一方の信用取引は、証券会社からお金や株券を借り、いわゆる借金をした状態で入金している以上の取引ができるため、大きく儲けられる可能性が生まれる反面、大きな損失を被り、返済ができなくなり、多額な借金を抱える恐れが出てきます。

様々な考え方がありますが、当講座ではあくまでも株は資産運用として捉えているため、ギャンブル的要素が含まれる信用取引は扱わず、現物取引のみを対象にしています。

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

なるほどニャン。

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

では、その現物取引におけるデメリットは何なのかということになりますが、借金にはならなくても、購入した株の会社が倒産したり、不祥事などで上場廃止になると、価値がなくなってしまいます。

また、業績の悪化や上場廃止までいかなくても不祥事で大きく下落し、売るに売れなくなり、何年間も含み損を抱えたまま放置状態(株の世界では塩漬けという)になる恐れもあります。

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

う~ん。そうならないためにはどうすればいいにゃん?

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

まずは決算書や過去の会社のニュースなどから、その会社が問題ないかをしっかり確認する必要があります。また、リスクを減らすためには単純に株価が安いときに買うように心掛けることも重要です。底値で買うのは無理であっても、虎視眈々と底値を狙い、底値近辺で買うのが一番リスクが低く、かつ利益が得られる可能性が高くなります。

逆に上昇中の株は地合いが悪くなったり、決算がその期待値を下回ったりするとそれまで上昇していた分、下落に転じ、塩漬けになるリスクが高まるため、買うときはより慎重でなければなりません。これらの点については、様々な戦略があるので、当講座の後半に予定している株の戦略の回で詳しくみていきます。

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

それでは今回はこれで終了となりますが、何か質問とかはありませんか?

スモーク(生徒)
スモーク(生徒)

今回はこれで満足ニャン。

にゃん次郎先生
にゃん次郎先生

では、また次回の講座でお会いしましょう。本日はお疲れ様でした。

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