万物流転(株式日記)「第44通 ファーマフーズ、陰の陽はらみ出現」

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昨日、大きく下落していたファーマフーズですが、本日は前日比で+27円高となり、昨日の下落から比べると戻りは弱いですが、なんとかプラス引けとなりました。

チャートに関しては、昨日の日記で、「明日、その大陰線の中に納まる陽線の形が作れれば、陰の陽はらみとなり、月曜日につながるので、とりあえずチャート上では明日の値動きが重要になってきそうな感じです」と書きましたが、私が期待していた陰の陽はらみが出現し、月曜日につながるチャートとなりました。

もともと陰の陽はらみは、底値圏で出現すると底打ちのサインといわれる形であるため、そのように書き、期待をしていたのですが、底打ちをより確実にするためには、月曜日の値動きが重要で、今度は「上よりの陽線」になる必要があります。もし、逆に「下よりの陰線」の形になってしまった場合には、下落相場が継続し、900円の窓を目指してしまう可能性もあるので、本日同様、月曜日の値動きに要注目といった感じです。

さて、新型コロナウイルスの陽性者が再び増加してきました。以前よりも検査をしているからという理由もあるようですが、陽性率も徐々に上がりだしているといった報道もあり、秋冬を待たずに第2波が訪れる懸念もあります。

私自身はかなり前にも投稿したように、今年利確した分は、コロナショックの教訓を生かし、再投資には回さずに貯蓄用の銀行口座に送金しているので、今後大きく下がったとしても気持ちの面も含め、余裕をもって対応できますが、仮にそうなった場合でも資金の再投入はしないつもりです。

その理由は、3月以降に見せた上昇相場は、世界的な金融緩和とともに、今が最悪であとは良くなるだけという期待感もあって上昇しましたが、もし、第2波が来て大きく下落した場合には、結局、現実は厳しかったということを認めざるを得なくなり、さらには経済の停滞が長引く未来を織り込んでいくことも想定しなければならなくなります。そうなると、春の時とは違い、上昇を期待するのは厳しく、そのまま株価が低迷するリスクも出てきます。

あとは利確した資金を再投入して、含み損を抱えてしまうと、結局利確した意味がなくなるという危険性もあり、特に現在のような下落する要素がある中での再投資というのはリスクが大きいと、個人的には思っています。

もちろん、薬やワクチンなどの大きな進展が見られれば、また状況は変わるとは思いますが、ワクチンに関していえば、世界中で臨床試験が始まってはいるものの、ワクチンの接種による副作用の危険性、さらにはコロナの変異に対応できるのかという問題もあり、そう簡単ではないのかなと思っています。

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