本日ですが、前場にて平河ヒューテック100株、バルクホールディングス100株を利確後、アドバンストメディアでデイトレードを行いました。さらにその資金でアステリアを806円で100株追加し、もともと保有している100株と合わせた平均取得株価を683円まで上げ、その上で追加した100株については812円で売却するという変則的な利確も行いました。
ちなみにアステリアでこのような売買をした理由は、アステリアの含み益を減らし、その一部を売買益として計上させたかったからです。本日のアステリアのデイトレード分自体の売買差益は金銭で600円ですが、平均取得株価を基準に計算されるため、約13,000円が計上されました。もちろん、その分の税金も引かれますが、含み益は幻のようなものなので、このような変則的なかたちでその一部を利確をすることにしました。なお、今年は利確分は貯蓄に回すというルールなので、このような利確であってもその原則通り、利確分は貯蓄用の銀行口座に出金する手続きも行いました。
一応、今日のトレードはこれでやめるつもりでいたのですが、ふと後場に入り、他の銘柄の値動きをざっと確認していたところ、KDDIが2,900円台になっていることに気が付きました。しかもチャートをみると、今日一日で下げたわけではなく、8月27日以降、大きく下げ続けている状況でした。
その原因をチェックしてみたところ、総務省が先月27日に開いた有識者会議にて、MNPの無料化、解約時の引き止め工作の禁止について話し合われたのに加え、菅氏が首相になることへの警戒感からであることが分かりました。もともと菅氏は携帯電話料金の値下げ論者であるため、先月28日にも携帯料金がまだ高いと発言するなど、これまでも過去に何度か値下げについて発言し、そのたびに携帯会社の通信株は大幅に下落していました。
本日の出馬会見でも携帯電話料金の競争が働く仕組みを徹底したいと述べたようですが、結局、過去の推移をみても、その後は値を戻していますし、KDDIはコロナ下でも先日の決算では、二桁の増益を達成しています。
確かにMNPの無料化や解約時の引き止め禁止が実際に行われた場合、どれだけの影響があるかは分かりません。ただ、KDDIの2,900円台はやはり買いたくなる株価ですし、株価もある程度は織り込んできているのではと短い時間の中で思うようになり、相場の格言に「落ちてくるナイフは掴むな」という格言はあるものの、2,967.8円で100株衝動買いし、そのナイフを掴んでみました(笑)。
正直、ここからどちらに動くかは分かりません。ただ、あまりにも急落していることは事実なので、多少のリバウンドはあってもいいのではとも思っています。一応、普段あてにはしていないですが、9月1日に大和証券が発表したレーティングでもアウトパフォーム継続で、目標株価も3,630円から3,840円に引き上げています。
なお、このKDDIを購入するにあたり、一度、ソリトンシステムズ1,840円で利確しました。ただ、やはりソリトンシステムズは保有しておきたいという思いが強くなり、セキュアヴェイル、エムケイシステム、藤倉コンポジット、昭和ホールディングス(100株のみ)を損切りし、利確した値よりも10円高い1,850円で買いなおしました。
KDDIが急落していたことにより、想定外の取引をすることになってはしまいましたが、本日の取引で今年の売買損益も+40万超えとなりました。もしかしたら、翌日に少し修正が入り、わずかながら+40万を下回っているかもしれませんが、年間目標である+50万&年利回り30%の達成に向けては、順調に運用出来ているという感じです。
ただ、アメリカの株価がダウ、NASDAQともに上げ続ているので、どこで調整が入ってくるのかが心配であるのと、11月にはトランプの大統領選や四半期決算、そして12月には節税対策による売りなども予想されるので、これらをどう乗り越えていけるかが、ポイントになりそうです。
あとはKDDIが私が利確したいと考えている3,100円~3,200円ぐらいまで、戻ってきてくれるかというのも、目標達成への重要な鍵の一つになるのかなと思っています。