これまで何度かインして利確してきた三社電機製作所ですが、やはり中長期で保有したい気持ちが強くなり、結局841円で100株のみ再インしました。
やはり時代の流れを考えた時にパワー半導体に強みを持ち、燃料電池関連でもあり、かつパナソニックが大株主の同社の株は持っておくべきだと判断しました。
短期的には上昇しているので、逆張りタイプの私にとってはなかなか再インしづらい部分もあったのですが、今回は時代の流れを優先させました。
本日、東京都も都議会本会議で2030年までに脱ガソリン車を掲げたようですが、世界的にも脱ガソリンを相次いで発表していることを踏まえると、数年前の一過性だった電気自動車相場とは異なり、今回は強力なテーマとしてしばらく続くのではないかなと感じています。
なお、そうした中で昨日、色々と書いていたEV関連のニチダイとジルコニウム関連で期待していた第一稀元素化学工業を共に利確しました。ニチダイに関しては、そこそこ利益が乗ってきたので手堅くいき、第一稀元素化学工業はセキュアヴェイルをナンピンするための資金が必要だったため、一度手放しました。
第一稀元素化学工業はその後、出来高を伴って上昇してしまいましたが、限られた資金の中でやり繰りしているので、これはもう仕方がありません(笑)。ただ、今後も監視は続けるので、また下落するようであれば、再インすることもあるかなと思っています。
ちなみにセキュアヴェイルは633円で100株ナンピン(平均取得株価は714円から673円へ低下)したのですが、結局本日買った分に関しては、冒頭に書いた三社電機製作所が欲しくなり、644円で手放しました。セキュアヴェイルは節税売りの期間が終われば、またある程度戻すだろうと思っているのと、DX関連銘柄もいくつかは保有をしておきたいので、残りの100株は引き続き放置するつもりです。
あと、本日は自動車部品関連のジェイテクトも100株(789.80円)購入した他、マグネシウム電池関連の藤倉コンポジットを100株(平均取得株価393.80円)買い増ししました。
ジェイテクトは、ベアリング関連なので、果たして電気自動車が主流になった時にどうなるのかという懸念はありますが、トヨタが大株主ですし、電動車駆動モータ用電食防止軸受の開発もしてはいるので、また850円前後には戻るのではと判断しました。もしかしたら12月は節税売りで厳しいかもしれませんが、今後の展開に期待をしています。
最後に先日970円台でインしたワイヤハーネス&リチウムイオン電池関連銘柄の鈴木が、久しぶりに株価を4桁に乗せてきました。鈴木は数年前の電気自動車相場でも1,400円台まで上昇していましたが、現在の業績や時代の流れを考えれば、その時の株価を超えたとしても私はなんら不思議ではないと思っています。
しかも、鈴木のリチウムイオン電池は今年2月18日のIRでも発表されているように、トヨタの新型車のヤリスに採用された実績があります。また、今期の業績予想を基準にしたPERも11.57倍、PBRも0.87倍と1倍を切っており、指標でみても割安なので、期待をしています。
※下記は本日の売買損益の一覧です。