まず、昨日の夜間取引でですが、平均取得価格を1,404円から1,376円まで下げる作戦をとったファーマフーズを1,379.5円で100株利確しました。正直、少し高い値で売り注文を出していたので、まさか売れるとは思っていませんでした(笑)。
なお、ファーマフーズは本日の前場が軟調であったため、残った100株もさらに取得価格を下げる作戦を決行することにし、1,332円で再び100株購入しました。その結果、平均取得価格1,362円で200株(もともと500円台で保有している200株はNISAのため含めず)となり、本日の終値が1360円だったので、ほぼ同値となりました。
本日の夜間取引でも同じように少し高めの値で売り注文を出そうか検討していますが、今回の取引により、平均取得価格を下げただけでなく、売買差益として1,700円ほどの利益も出ました。ただ、その一方で人材派遣銘柄として買っていたウイルテックを昨日のPTSで損切り(-1,000円)しました。
ウイルテックを損切りした理由は、昨日の18時30分に未定だった今期の決算予想が発表されたのですが、自粛に伴う人材の経費が増加し、大幅減益になるという内容だったのに加え、中古ビジネスホンなどのOA機器の買取や販売を手がけるサザンプランという会社を約6億円で完全子会社化したからでした。
サザンプランの業績自体は2019年12月期も6,700万円の黒字であり、確認ができる直近3年間の業績も右肩上がりではあるものの、それらはコロナ前の業績であり、これから場所に捉われない多様な働き方へと時代が移り進む中で、果たしてどこまでビジネスホンやOA機器に将来性があるのかと疑問を持たざるを得ませんでした。
本当は長期で保有するつもりで、先日株価が4桁に突入した時にも、そのまま売らずに持っていたのですが、私の想像していた方向とは違ったため、今回は手放すことにしました。
さて、戻ってきた資金ですが、防衛銘柄がいい感じで値下げしていたので、豊和工業を経由(イン835円→アウト837円)した後に、つい先日わずかながら損切りした同じく防衛銘柄の東京計器をその時よりも70円ほど高い、1,005円で100株購入しました。
東京計器は豊和工業とは異なり、業績も安定していますし、売上高や営業利益の約40%近くが防衛・通信機器なので、防衛のウエイトもそれなりにあります。ただ、その割には他の防衛銘柄とは異なり、値動きは重いですが、防衛を抜きにしても面白い材料をもっているので、総合的に判断して東京計器を保有することにしました。
中長期で保有するか、朝鮮戦争開戦70周年の6月25日近辺をターゲットとして保有するかはまだ決めていませんが、チャートで見ると、780円から820円ぐらいに大きな窓を開けたまま来てしまっているので、そこそこ利が乗るようであれば早めに手放すことになるのかなと思っています。