本日ですが、639円で100株買っていた大研医器を634円で損切りし、その資金と先週の金曜日に利確して戻ってきた資金にて、新たにウイルテックを100株(買値904円)、ツバキ・ナカシマを100株(買値950円)再購入しました。
ウイルテックは全体の株価が大きく下落し始めた3月初旬に上場したばかりの銘柄で、一時期500円台まで下落していたようですが、前期の最終損益が7.65億円出ているにも関わらず、時価総額が53億円ほどしかなく、しかも配当も前期は1株あたり44円も出していました(今期は未定)。
ただ、事業内容が製造請負・派遣と建設技術者の派遣、そしてEMSという感じで、人材派遣が軸となっているので、コロナ下においては決して安泰な事業とはいえませんが、前期は第4Qでコロナの影響を受けながらも増収増益であり、決算説明資料をみると、情報通信機器製造向けでIOT及び5G設備関連企業への受注が好調だったと記載されています。
また、新型コロナウイルスが終息したあとの事業環境としては、サプライチェーンの国内回帰と2021年3月期の新卒採用数の減少等によって需要回復期は人材需要が活発化するとみているようです。
サプライチェーンの国内回帰は、まさにアフターコロナ時代で押さえておきたい株式テーマの一つであるので、前々からそのテーマには注目していました。
あと、この会社はロボット事業を手掛けており、同社のウェブサイトにも「人と協働するロボットによる効率化、自動化を提案させていただいております」と記載されています。まさにこれもコロナ時代には欠かすことができない株式テーマであり、常に私は意識をしています。
確かに派遣切りなど、不況時に人材派遣の銘柄を買うのはどうなのかなという気持ちもありますが、時価総額はわずか53億円しかないですし、公募価格の1200円を大きく下回っている状況、これからのテーマである5GやIOT関連で受注を伸ばしていること、そして、ロボット事業を手掛けているということを踏まえると、買っても面白いのではと思い、購入しました。
ツバキ・ナカシマに関しては、今年の12月まで自社株買いを発表していますし、月足チャートでもまだまだ底値圏にあるので、やはり割安かなと判断し、前回利確した時よりも52円安い値で再インしました。
もしかしたら、他の銘柄に乗り換えるということもあるかもしれませんが、配当性向も50%は維持すると宣言しており、ちょうど今月は配当権利日があるので、そういった点にも期待して、しばらく保有してみようと思っています。
最後に先週の金曜日のPTSで利確したヤマハ発動機ですが、PTSまでは下がらず、一時期プラスで推移するなど、地合いが良かったこともあり、強い値動きでした。結果論でいえば、手放す必要はなかったということになりますが、一気に無配は衝撃が大きかったので後悔はありません。代わりに買った銘柄が大きく上昇してくれることに期待をしています。