それぞれ300株ずつ保有していたウェッジホールディングスと昭和ホールディングスですが、昨日、タイの裁判関連で勝訴のIRが出され、それに伴い、昨日のPTSで暴騰したため、ウェッジホールディングスを200株、昭和ホールディングスを100株それぞれ利確しました。
この両銘柄は裁判関連の勝訴で急騰することがよくあるのですが、その後は大体下落していきます。そのため、その都度一部を利確し、また下落した時に買い増しをするというのが必勝パターンという感じになっています。なお、私にとってはこれで昨日のKDDIの損失分もカバーできたので、いいタイミングでIRが出てラッキーでした。
あと、ノーベル賞狙いで買っていたオンコセラピー・サイエンスですが、地合いが微妙だったので、それにつられて薄利で手放してしまいました。地合いが悪化すると逆にノーベル賞関連に資金が集中しやすいかもしれないという考えも、もちろん頭にあったのですが、下値リスクはたかが知れているとはいえ、私は急騰した後に入っているという状況でもあったので、手堅くいってしまいました。ちなみにその後、オンコセラピーは引けにかけて上昇していきました。
一応、その代わりというわけではないですが、新たに3Dマトリックスという銘柄を初めて424円で100株購入してみました。実はここもノーベル賞関連銘柄として挙げられています。ただ、ここは単にノーベル賞関連というだけでなく、中期経営計画の2022年4月期、2023年4月期の売上・損益目標を信じてみたくなり、インしてみました。中期経営計画の詳細は自身でご確認をいただきたいのですが、これが本当に達成できれば、その時の株価はほぼ4桁は固いとみています。
しかし、懸念が全くないわけではなく、今年の7月に扶桑薬品工業から自己組織化ペプチドを利用した吸収性局所止血材の独占販売権許諾契約が解除されているため、その中計も修正される可能性があります。また、昨年に出された中計と比較すると、数字がかなり変動しており、その信憑性には疑問符もつきます。さらには四季報で記されている自己資本比率は驚異の1.9%で、フリーキャッシュフローもマイナスです。正直、ここまで酷い自己資本比率の銘柄を買ったのは多分、今回が初めてです(笑)。
ただ、9月24日には米国における「PuraSinus」販売開始というお知らせ出されたほか、ここはコロナの試薬関連でもあり、本日は引け後にそれに関する「医薬品販売許可取得」のお知らせも出ています。さらに先日出された決算では、前年同期比で47.9%の増収でかつ赤字も縮小しています。
こういったことを踏まえると、様々な懸念はあるものの、株価が400円台であればそれほどリスクもないですし、株式発行済み総数も第25回新株予約権の行使のリスクはあるとはいえ、オンコセラピーの約4分の1という少なさなので、今後の展開次第では大きく上昇するポテンシャルはあると感じています。いつまで保有するかは分かりませんが、握力が続くようであれば、シンバイオ製薬同様に、中長期で保有しておきたい赤字のバイオ銘柄の一つとして、少し長い目でみていこうと思っています。
なお、本日はその他にも、アドバンストメディアでデイトレードをしましたが、引き続き、証券口座に現金を待機させる作戦を遂行しており、昨日からさらに3万円増やし、約41万円が待機中です。本日も後場に地合いが不安定になりましたが、今後もこういう状況が続く可能性もあるので、どんな状況にも対応できるように現金を待機させています。
さて、最後に9月の売買損益ですが、昨日KDDIで損失を出したものの、最終的には+17.1万円となりました。おそらく10月は選挙前ということもあり、今月ほど積極的に売買をするつもりもないため、あまり伸びないだろうと思っていますが、好球必打という感じで絶好のタイミングが来た場合には、11月の選挙当日、さらには四半期決算も見据えて売買しようと思っています。