本日ですが、昨日購入したばかりの日本電気硝子とネクストウェア、さらには遠隔医療関連で購入していたキーウェアソリューションズを全て利確し、新たにキヤノンを100株(買値2,184.5円)購入してみました。
ネクストウェアは、昨日の夜に「株探」という株のニュースの中で、非接触関連銘柄の一つとして取り上げられ、それに伴って朝一から上昇したため、手堅く利確し、日本電気硝子とキーウェアソリューションズは、キヤノンを購入するための資金を調達するため、結果的に利確となりました。
キヤノンを購入しようと思った理由は、月足チャートにあり、楽天証券で確認できる2004年以降では最安値近辺にあり、当然ながらリーマンショックの時よりも安値となっています。
キヤノンの事業内容は、今後テレワークが加速するのに伴い、まさに斜陽産業となってしまう可能性がある事務機器が売り上げの半分を占め、また市場規模が縮小傾向にあるカメラも主力製品となっています。
このような事業内容をみても、株価が下落している理由は頷けますが、月足チャートでは何度も復活しており、もともとは3,000円台が定位置の銘柄です。
また、事務機器とカメラ以外で見てみると、2018年に買収した東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)や半導体事業があります。
半導体事業に関しては、5G時代での需要の高まりも予想されますが、2019年9月のラグビーW杯の時には写真を5Gで高速伝送する実証実験を行っているほか、今年の4月14日からは5G時代を見据え、カメラと直接つなげるクラウドプラットフォーム「image.canon」というサービスをスタートさせるなど、5Gを意識した取り組みも見られています。
メディカル部門についても、新型コロナウイルスの患者の診断に使用するコンピューター断層撮影装置(CT)がフル生産状態にあるといわれています。
確かにカメラ事業と事務機器事業は、スマートフォンやペーパーレス化が進みつつある現状、さらにはテレワークがどんどん進んでいくことが予想されるコロナ時代には、これまでのようにはいかないだろうとは思っていますが、何度も月足チャート上では復活してきた会社なので、今回の危機もまた乗り越え、復活してくれることに期待をしています。
ただ、このように色々と書いても、アルプスアルパインなど、他にも注目している銘柄は多くあるので、日本電気硝子のようにすぐに手放すこともあるかもしれませんが、キヤノンが再び3,000円を超えていくことを期待しています。
最後にオリックスの決算ですが、コロナの影響がありながらも、事前に業績の修正しないというIRを出していた通り、最終損益も3,000億円を確保していたので良かったです。
ただ、4Q(1月から3月)に関しては、それなりに影響を受けている感じであったので、今回はこのまま保有を継続しますが、また8月の決算の際には他社の動向も含めて、利確するかどうかを判断したいと思っています。