万物流転(株式日記)「第16通 3銘柄利確&田辺工業と伯東を初購入」

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本日ですが、テレワーク関連銘柄であるセグエグループと昨日買ったばかりのツバキ・ナカシマ、そして200株保有しているダイハツディーゼルを100株利確しました。一応、これで昨日わずかながら損切りした大研医器の分(-500円)もカバーすることができました。

なお、それらを売却した資金で今度は初購入となる伯東を100株(買値999円)、田辺工業を100株(買値716円)、前から何度か売買しているPALTEKを100株(買値524.90円)、そして同じく何度か売買したことのあるJVCケンウッドを100株(179.80円)購入しました。

これらを取引きした理由を全て書くと長くなるので、伯東と田辺工業だけに絞りますが、伯東を買った理由は、ウィズ・コロナ時代に拡大する可能性がある半導体設備投資に備えるためです。実はコロナ下の2020年3月でも世界半導体出荷金額は前年比で6%増加し、台湾の半導体を手掛けているTSMCの同年4月の売上高も前年比で29%増加しています。

もともと半導体セクターは5GやIOTで拡大が見込まれていましたが、今回コロナが発生したことで、今後はこの分野への投資は加速することが予想され、また、テレワークの増加に伴い、半導体が必要なデータセンター向けのサーバーや自宅で使用するためのパソコンなども増加する可能性もあります。さらにはオンライン学習の整備の構築という点でも半導体の需要が高まる可能性があります。

特にその中でも伯東は、5Gを意識した半導体事業を展開しており、先日の決算発表では減益とはなったものの、売上高は前年よりも増えています。チャートという点でも、コロナショックから株価がほとんど回復しておらず、コロナショック前は1200円以上で推移していたことを考えると、3桁の株価は買いでよいのではと判断しました。

一方の田辺工業は、化学プラントを主体としたプラント工事会社ですが、今年1月にNTT東日本と連携し、製造・建設業界向けにウェアブルカメラを活用した映像コミュニケーションサービスを提供することを発表しています。

また、以下のようなAGV(無人搬送車)の事業も手掛けており、製造業の人手不足だけでなく、まさに人による接触を避けたいコロナ時代にも合致していると感じています。

業績に関しては、コロナ下(4Q)の中でも前期は増収増益で、最終損益は18.80億円の黒字となっています。ただ、今期に関してはコロナの影響もあり、減収減益の決算予想を出してはいますが、それでも最終損益は10億円の黒字と予想しており、配当も1株あたり25円を予定しています。このように決して悪い業績でもないにも関わらず、時価総額は本日の終値基準でみても、たったの76億円しかありません。

もちろん、株は人気投票の側面もあるので、割安だからと言って上昇するというものでもないですが、株主優待で年に2回、クオカードも出していますし、そう考えれば、今の株価はやはり安いのではと感じています

今後、どう動くかは分かりませんが、下値も限られてると思っているので、せめてコロナ前の900円代ぐらいまでは上昇してくれることに期待をしています。

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