皆さん、こんにちは。自宅でネット株のKOです。
本日ですが、昨日書いた通り、セキュアヴェイル、リニカルらで決算跨ぎをしました。なお、昨日同じく決算跨ぎをすると書いていた藤倉コンポジットに関しては、朝の寄りで一旦利確し、14時の決算後に少し下がったところで再び買い直しましたが、結局その買い直した分もその後に利確しました。
藤倉コンポジットは上方修正もセットであり、期待していた通りの決算ではあったのですが、既に上昇していたこともあってか、あまり反応がなかったため、手放したという感じです。
セキュアヴェイルとリニカルの決算
セキュアヴェイルとリニカルの決算は、セキュアヴェイルは増収増益、一方のリニカルは減収大幅減益でした。
セキュアヴェイルはコロナ禍で増収増益を達成した点、第3Q終了時点で利益面に関してはほぼ通期の予想を達成している点は評価ができますし、時価総額も25億円台であることを考えれば十分かなと思っています。もちろん、株価がどう反応するかは分かりませんが、少なくとも大きく下げるようなことはないのではないかなと思っています。
一方のリニカルに関しては、確かに大幅減益とはなっていますが、同社の2021年3月期 第3四半期決算短信の経営成績に関する説明(p.2)に今後を業績を占う文言が三つ書かれています。まず一つ目が米国地域についてで「足元の新規案件の引き合いは大きく増加しており、今後の売上に貢献する新規受注の獲得が増加しております。」(p.2より一部引用)とあり、この文言からも今後の回復に期待が出来ます。
二つ目は欧州地域についてで、ここでも「足元で新規案件の引き合いが大きく増加しており、直近では欧州発の日亜欧試験の獲得など今後の売上に貢献する新規受注の獲得が増加しております。」(p.2より一部引用)とあり、欧州地域でも直近を含め、やはり今後の回復に期待が出来ます。
そして三つ目が日本・アジア地域についてで、「足元の新規案件の引き合いは増加しており、今後の売上に貢献する新規受注の獲得が増加しております。」(p.2より一部引用)とあり、米国や欧州のように「大きく」という表現はないものの、足元では回復傾向にあることが示唆されています。
リニカルはもともと今期の業績予想を発表していないので、本決算でどのような数字が出るかは分かりませんが、これらの文言を見る限り、今回発表された決算が業績の底となる可能性があります。
ただ、印象がよくないことは確かなので短期的には下げる可能性もありますが、これらの文言を見る限り、そこまで悲観する必要もなく、株価も今度は足元の状況を織り込んでいくように推移していく可能性もあるのではないかなと個人的には思っています。
ワクチン接種の医師不足銘柄としてMRTを購入
あと、本日は医師・看護師を中心とした人材紹介会社であるMRTを1,518円で購入しました。購入した理由はワクチン接種の医師不足の問題が深刻化しているためで、同社は昨年6月に、コロナに対応する医療人材確保に向け、厚生労働省から要請を受けている一般社団法人日本人材紹介事業協会との連携も発表していることから、コロナワクチン接種でもさらに需要が高まるのではと判断しました。
さらに、本日が決算日であったことから、今期の業績予想への期待も込めて買ったのですが、内容がレンジ形式となっていた上、売上高に関しては伸びる予想にはなっているものの、利益面のレンジの下限が-30%以上の減益となっており、私が期待したものではありませんでした。
既にPTSでは-100円以上の下落(18時55分現在)となっており、前回の決算と同じような状況となっていますが、一応、今回は先にも書いたようにワクチン接種の医師不足銘柄としても買っているので、とりあえずはそのまま保有をして様子を見ようと思っています。ただ、あまりにも下落する場合には、シンバイオ製薬のように一回限りのナンピンを行いながら、なんとか利益にまで結びつけられるように、対応しようかなとも思っています。
本日の売買損益
本日は細かいながらもプラスを計上し、+2,240円となりました。