ちょうど2か月前の4月27日に買っていたクボタ100株(買値1,278円)ですが、ついに昨日のPTS(夜間取引)にて1,570.1円で利確しました。
クボタを手放した理由は、今回限りの株主優待(3,000円相当のお米とパスタ)がもらえる権利を取得したためで、もともと購入した際も、この日まで保有し続けることを目標にしていました。
正直、5月に発表された第1四半期の決算時には、大幅減益であったため、かなりの下落を覚悟していたのですが、その当時は決算が悪材料出尽くしとなり、その後に上昇するというケースが他社でも多くみられ、クボタもそのパターンにはまりました。しかもクボタの場合は、多少の浮き沈みはあったものの、私と同じように株主優待の権利を得るまで保有したいという人が多かったのか、ずっと右肩上がりで上昇を続けていました。
6月22日にはSMBC日興証券が投資判断を「中立」からいわゆる「買い」のアウトパフォームに引き上げ、目標株価も2,000円に引き上げるという追い風もありました。
ただ、基本的に証券会社の目標株価は、都合のいいようにコロコロ変えるので、私は全く信頼しておらず、これは同証券の根拠となる業績予想からもみることができます。
同証券では今期の営業利益を2,000億円で見積り、コロナの影響が小さく、ディフェンシブであるという理由から引き上げたようですが、ディフェンシブという点では私も期待している農業関連ですし、同じ見解ではあるものの、業績に関しては第1四半期の営業利益が前年比で42.4%の減となる約304億円であり、とても2,000億円に届くとは思えません。もう売却したので私には関係ないですが、正直、届きそうにない業績を基準に2,000円と言われてもという感じでした(笑)
さて、クボタを売却して戻ってきた資金ですが、一部は銀行口座に送金し、それ以外の資金については、農業関連が手薄となったため、同じく農業銘柄の「やまびこ」あたりを約7年ぶりに購入しようか検討しています。
あと、同じく昨日の夜間取引でですが、実はファーマフーズも1,300円で100株手放しました。昨日の日記ではそのまま保有をするかもしれないと書いていたものの、なんとなく17時台の時点でダウ先物の動きが急落もありえそうな雰囲気を感じたため、平均取得株価であった1,305円にはわずかながら届きませんでしたが、安全策をとりました。
200株の平均取得株価から計算されるため、-443円とはなりましたが、もともと1,253円で買い増しした分ですし、その100株単体でみた場合には実質プラスになります。また、-443円は月曜日の取引として計算されるため、月曜日に再び下で買いなおして、平均取得株価を1,200円台に持っていけば、1,300円で手放した分もプラスとして計上することもできる状態です。
ちなみに警戒していたダウですが、やはり-730ドルと大きく下げて終わっており、明後日の日本市場もその流れを受けて軟調が予想されるため、ファーマフーズの買い直しを含め、慎重に取引をしていこうと考えています。