本日、東証マザーズ指数が大きく下げたため、これまで証券口座に待機していた資金の一部を投入し、NTN100株(買値207.4円)、エスユーエス100株(買値411円)、3Dマトリックス(買値385円)、理経100株(買値246.5円)、ヴィスコ・テクノロジーズ100株(買値1,079円)を再購入しました。
正直、まだ大統領選挙というイベントが過ぎ去ったわけでもないため、今後もまだまだ下げるリスクはありますが、NTNに関しては今でも十分に下げているのに加え、自動車部品関連銘柄で上方修正をする銘柄もチラホラみられており、今の価格帯で買っておけば、それほどリスクはないだろうと判断しました。
エスユーエスに関しても、ここのところ、かなり下落しており、今の30億円台という時価総額を考えれば、ここから仮に下がってもたかが知れていると判断し、再インしました。3Dマトリックスも直近では底値圏ですし、自己資本比率も第1Q終了時点で1.8%から41.2%まで上昇していたので、そろそろ買ってもいいかなと思ってインしました。
理経とヴィスコ・テクノロジーズについては、もう少し待つべきかかなり迷ったのですが、理経は仮に以前の定位置である200円前後まで下げるようであれば、ナンピンで対応もできるので、とりあえずこの辺で100株買っておこうと思い、246.5円でインしました。
一方のヴィスコ・テクノロジーズは、本日の昼に1,040円前後で推移していた時にインしようか迷っていたのですが、そうこうしているうちに上がり始め、結局、引け直前の1,079円まで戻ったところでの再インとなりました。
ヴィスコ・テクノロジーズは以前に900円台で買っていたので、その時と比べると随分と高い状況ではありますが、それでも現在の時価総額は約70億です。また、半導体関連の銘柄の決算が全体的好調であり、ここはあくまでも検査ではありますが、前回の決算でも前年同期比で大幅な増収となり、赤字だった営業利益や経常利益が黒字に転換しています。
ちなみに、この会社の専門分野でもある画像処理システムの世界市場は、富士経済が今年3月に発表した報告によると、2020年以降は拡大し、2022年には2018年比で10.9%増加するとしています。今年の10月9日にジャスダックに上場しているナビタスが、中国に画像検査システム輸入販売会社を設立してストップ高となりましたが、そのIRの中でも中国は画像検査処理の需要が旺盛であり、成長が期待される市場であると書かれています。
ヴィスコ・テクノロジーズも中国で事業を展開しているため、そういう点でも期待ができますし、特にコロナが流行して以降は、製造業においても業務プロセスの自動化は欠かせないテーマとなっています。また、最新の会社四季報では5Gという言葉も2回使われ、5G関連の需要を取り込むとして解説されています。
さらにヴィスコ・テクノロジーズは、東証一部への鞍替えが期待されています。もともとは20年3月期中に市場変更の申請をする予定でしたが、2020年2月10日付の「市場変更申請の延期に関するお知らせ」でも記載されているように、足元の景気動向が業績に与える影響が不透明であることを理由に延期しています。ただ、先にも書いたように、前回の決算では好スタートを切っており、問題はないように思えます。
これらを踏まえると、今の約70億という時価総額の小ささは魅力ですし、発行済み株式数も640万ほどしかなく、今後、大きく株価が上昇する可能性は十分にあると感じています。そういったこともあり、前に900円台で買った時にも面白いと書いてはいたのですが、実際、私が手放した後にも一時期1,300円を超えた時期もありました。今の半導体の活況な状況も考えれば、半導体や電子部品、太陽電池などといった工業製品向けの画像処理検査装置を開発・販売している同社には、いうまでもなく追い風ですし、現在よりも高い水準で株価が推移していてもなんら不思議ではないと思っています。
あと、本日は昨日560円で追加していたエディアを559円で損切りしたほか、300株保有していたファーマフーズも、あまりにも信用買いが増えているのと、25日を下回ったため、特定口座側で保有していた100株は、一旦1,704円で利確しました。
残りの200株は500円台で買っているNISA分なので、これは今後も完全に放置ですが、特定口座で買っていた分に関しては、平均取得株価が1,570円台であったため、そこまで戻ってきてしまった場合には、利確するチャンスはいくらでもあったのに、何をやっていたのかと自分に言いたくもなるので、利益があるうちに手放しました。
もちろんファーマフーズへの期待は全く揺るぎないですが、今の相場環境や信用買いの多さを考えると、IRが出ない限り、さらに下落しても不思議ではないので、ここは淡々と行くことにしました。
仮に明日以降、上昇していったとしても、もともと頻繁に特定口座側で売買するようになったのは今年の6月以降のことですし、その前の200株体制に戻るだけなので、それはそれでいいかなと思っています。逆に下がれば、株価を上げそうなIRがいつ出てもおかしくない状況でもあるため、また買うことも十分に考えられますが、監視している銘柄は多数あるので、あまりこだわらずにいくつもりです。
さて、まだ明日以降も下がる可能性も見据えて、28万円ほど証券口座に現金を待機させていますが、決算跨ぎも視野にいれ、アドバンストメディアへの監視も強めているほか、エコモットも3桁を掘るようであれば、再インを考えています。あとはイマジカグループ、テリロジー、コニカミノルタ、リコーあたりも検討しています。
ちなみに前回の決算ではJACで決算跨ぎをして勝負に出ましたが、今回はJACが安定して1300円台後半で推移しているため、勝負をするチャンスはなさそうです。むしろ今の株価で決算を迎えた場合には、ある程度の数字と見通しを出さないと、クイックの通期予想発表時のように下落するリスクもあるため、今回は見送るつもりです。