本日ですが、土日に色々と検討した結果、買ったばかりのアルプスアルパインを朝の寄りで手放すことにし、その代わりに三菱自動車工業を400株(平均取得株価196.11円)、第一稀元素科学工を100株(買値738.8円)購入しました。
決してアルプスアルパインへの期待がなくなったわけではなく、できればアルプスアルパインも保有をしたかったのですが、限られた資金の中でやり繰りするようにしているため、今回は一旦手放すことにしました。それでも金額で3,500円ほどではありますが、売買差益も得られたので、その点は良かったです。
さて、その代わりに買った三菱自動車工業と第一稀元素科学工ですが、まず、三菱自動車工業に関しては、正直、今度どうなるかは全く分かりません。ただ、電気自動車の先駆者的存在であったのは確かですし、時価総額も3,000億円を切っていることを考えれば、この辺で買って放置しておけば、中長期的にはそこそこ戻すのではと判断しました。
ヤフー掲示板では、根拠もなく、どこかが買収する可能性もあるのではといった書き込みもみられますが、先月も日産との資本提携解消の噂などもあったほか、確かにあまりに株価が安くなると、どこかが買収する可能性が出てくるのもありえる話ではあるので、私も色々なことを想定しながら、今回は買い増しをしています。
一方の第一稀元素科学工は、初めて買う銘柄ですが、燃料電池車向けなどのジルコニウム化合物に期待をして買ってみました。ただ、同社は自動車排ガス浄化触媒材料が主力であり、直近の決算の売上高の内訳をみても、半分以上が触媒で占めています。そういったことを考えると、果たして電気自動車の時代に自動車排ガス浄化触媒材料がどうなるのかという懸念もありますが、燃料電池関連銘柄は、思惑による上昇がとてつもないため、今回はその点に期待をしてみたという感じです。
その他にも本日は、細谷火工と200株保有していたタカトリを100株のみ利確し、新たに初購入となるニチダイを100株(買値494円)購入しました。
実は、ニチダイは先週末にも買おうか迷っていたのですが、迷っているうちに大きく上昇したため、タカトリのほうを買い増ししていました。ただ、本日は新興株が大きく下落していたこともあり、ニチダイも先週末に買おうかどうか迷っていたぐらいの株価にまで下落してきたので、タカトリを利確し、ニチダイにインしたという感じです。
ニチダイはEVのバッテリーケース関連ですが、コロナ前までの業績も安定しており、2019年3月期には13.87億円、2020年3月期も7.12億円の営業利益を計上しています。つまり、何もなければそれなりに業績を残す会社であるといえ、コロナが落ち着けばまた業績も回復すると私は見ています。そう考えると、今の時価総額は約50億円、PBR0.46という数値は割安ですし、EVという時代に乗れる材料も持っていることを考えれば、今後面白い展開になる可能性もあるのではと思っています。
下記は本日の売買損益の一覧です。