長期で放置するつもりで保有していたソリトンシステムズですが、米大統領選挙が近づいてきているのに加え、トランプ大統領が選挙後まで、米経済対策の協議を停止するといった発表を行うなど、不透明感が増している状況のため、手堅く利確してしまいました。
ソリトンシステムズは当日記で何度も書いている通り、今後の時代にマッチした事業内容を展開しており、非常にポテンシャルのある銘柄であると今でも思っているのですが、米大統領選挙はいうまでもなく、大きなイベントですし、正直、どう相場が動くかが分かりません。こういった状況を踏まえると、ソリトンシステムズの場合は、株価が2000円台と高めで、かつ下に大きな窓も開いており、期待先行で支えられている部分もある状況なので、一旦、手放すのが最善かなと判断しました。
もし、このまま上昇していった場合には、銘柄は他にもたくさんあるので、ソリトンシステムズは諦めて、私が一番落ち着く株価が3桁台の銘柄を探そうと思っています。
ちなみに私の場合は、例えば株価が2000円の銘柄で2400円を狙って400円分の売買益を狙うよりも、株価が800円ぐらいの銘柄を二つ買って1000円を目指するほうが、投資金額も少ないですし、気持ち的にも楽と考えるタイプなので、そういった点でもソリトンシステムズを手放した方がいいというメリットもあります。
ただ、ソリトンシステムズは、第3Qの業績に無償提供が終わったテレワーク商材の利益がフルに乗っかってくるほか、GIGAスクールも下期から期待ができるといった記載が前回の決算資料に書いてあったと思うので、来月の決算次第では、3000円を目指す展開も十分にありえると思っています。逆に売上高が伸びていないなど、その期待を外した場合には、一旦大きく下げる可能性もあるので、決算跨ぎに関しては、その時の株価次第ではかなり勇気がいる展開になると今から予想をしていますが、大統領選挙近辺で大きく落ちてくるようなことがあれば、再度インしようかなとも思っています。
あと、本日はその他に、ウェッジホールディングスを約134円で100株追加した他、前に利確していた三桜工業を589円で100株、またデイトレードとはなりましたが、大日本住友製薬も一度インしました。
三桜工業に関しては、ここのところ、再び自動車部品関連が強さをみせているほか、電池関連としても期待ができ、また、チャートで見ても、コロナショック時以下の株価帯で入りやすい状況であったので、再インしました。
大日本住友製薬は、大統領選挙がなければ、チャートや親子上場銘柄関連という点からも、中長期で保有したい銘柄ではあったのですが、今回はやはり選挙前なので、迷った末にその日のうちに手放しました。ここも大統領選挙近辺で大きく下落するようなことがあれば、再度インするつもりでいます。
最後に昨日どうしようか迷っていると書いていた3Dマトリックスですが、本日は朝から強い売りが連発し、460円台で利確ができなくなったため、そのままノーベル賞を持ち越し、ノーベル賞も外れとなりました。もともとノーベル賞以外の面での期待もあり、そのまま保有しようかとも思ったのですが、やはり大統領選挙前ということもあり、先ほど買値からわずか1.5円高の425.5円で手放しました。
オンコセラピーも3Dマトリックスも、共に損はしなかったものの、結局、大きな利益を得ることもなく、私にとっての今年のノーベル賞相場は終了となりました。やはり利確するタイミングはノーベル賞発表当日ではなく、その2営業日前ぐらいが無難なところかなと改めて実感しました。
下記は本日の売買差益のスクリーンショットです。本日の日記はこれで以上となります。